未経験独学:働きながらWebデザイナーに転職するための準備

転職・仕事さがし

Webデザイナーを目指して、未経験かつ独学でスキルを身につけ、転職を成功させた私が実際に行ったことをまとめました。
この記事では、フルタイムの仕事をしながら、朝や夜の時間を活用して進めた内容を紹介します。
約半年で達成した経験をもとに、実践的なアドバイスをお届けします。

webデザイナー転職に向けてやったこと

コーディング学習(HTML、CSS 、JavaScript)

Web制作の基本スキルを習得するために、これらの言語(HTML、CSS、JavaScript)を学びました

私はドットインストールを使用し学習していました。
1つのレッスンが約3分という短い動画で構成されているため、隙間時間に少しずつ学習できるのが特徴です。
基本は無料ですが、有料プラン(月額1,280円 税込)に登録すると、全レッスンの視聴やサンプルコードのダウンロードが可能になります。
忙しい人でも無理なく学べるため、初学者にとって最適な学習ツールです。

▶︎おすすめの学習ツールについて詳しくはこちら

デザインツール(Photoshop)の使い方を習得

Photoshopを使い、実際のWebデザインに役立つスキルを習得しました。

全てYouTubeで無料で学習しました。
幸いなことに、YouTubeには多くの無料でしっかりと学べる環境が整っています。
デザインの基本から実践的なテクニックまで、無料で学べるのは非常にありがたいです。

▶︎役立ったYouTubeチャンネルについて詳しくはこちら

模写デザイン・コーディングの練習

プロが作成したWebサイトを模倣することで、デザインの理解を深めながらコーディングスキルを磨きました。
特にバナーやLPのデザイン、そしてそれらのコーディングを繰り返し練習することで、実践的なスキルが身につきました
実際のプロジェクトに近い練習を通じて、仕事に必要なスキルを効率よく習得することができました。

自己紹介ポートフォリオを作成

Webデザイン業界では、「何ができるのか」を証明するために、ポートフォリオが非常に重要です。
特に未経験や独学でスキルを学んできた場合、自分の成長とスキルを視覚的に示す手段として必須です。

ポートフォリオの中で、各デザインの意図や工夫も説明できるように準備しました。
採用担当者に自分のスキルやアプローチを明確に伝えることができるように、時間をかけて丁寧に作成しました。

▶︎自己紹介ポートフォリオサイト作成の手順について詳しくはこちら

履歴書と職務経歴書の作成

転職活動において、履歴書と職務経歴書は自分の強みやスキルを伝える大切なツールです。

特に未経験者の場合、自分がどのようにWebデザインを学び、何をアピールできるのかをしっかりと伝える工夫が必要です。
Webデザインに関連しないスキルや資格については、必要以上に詳しく記載せず、デザイン業界で役立つ要素に焦点を当てました

転職サイトへの登録・求人検索

自分に合った求人を見つけるために、いくつかの転職サイトに登録し、Webデザイナーの求人を探しました。

やっておくと良かったと思ったこと

転職後に気づいた、事前にやっておけばよかったこともあります。

好きなサイトとその理由を説明できるようにしておく

面接で「好きなWebサイトは?」「参考にしているサイトはありますか?」といった質問を受けたときにスムーズに答えられるよう、サイト分析をしておくと良かったと感じました。

当時の私は、とっさに「GODIVAのサイトが好きです。チョコレートがいつも魅力的に見えます。チョコが好きなのでよくみます、、、」という回答をして後悔したことを今でも覚えています。笑

例えば:

■スイーツ系のサイトであれば、
・サイトのビジュアルの強さが非常に印象的
・スイーツ自体の美しさを最大限に引き立てる写真のクオリティ
・白を基調としたシンプルで洗練されたデザインが、商品の高級感を強調している
・スイーツのカラフルな色彩が映えるため、見るだけで食べたくなるような感情を引き出す効果があると感じる
など。

■美容系のサイトであれば、
ミニマルで現代的なデザインと、ターゲット層に合わせた親しみやすいビジュアルが上手く融合している
・特に、シンプルな白背景と柔らかなピンクやパステルカラーが女性らしさを強調し、ブランドのイメージと一貫している
・視覚的にクリーンなデザインが、商品自体を引き立たせ、ユーザーが自然に商品に目を向けるようになっている
・視認性が高く、各セクションが整理されているため、製品説明やレビュー、価格などの情報がスムーズに確認でき、購入までのプロセスがシンプルで分かりやすい
など

単に「好きです」と言うのではなく、分析力学習姿勢を示すことで、面接官に好印象を与えられます。

Illustratorの基礎を学んでおく

Photoshopはしっかり学んでいましたが、Illustratorのスキルは転職後に必要になりました。
IllustratorはPhotoshopに比べ、少し操作が複雑な印象があったため、事前に少しでも学んでおけば仕事にスムーズに対応できたと感じました。

Illustratorが使えることを採用条件にしている会社も多いため、最低限の使い方を習得しておくことをおすすめします。

まとめ

まずは基礎スキルをしっかりと学び、ポートフォリオを作成し、積極的に転職活動を進めましょう。
そして、常に新しいことを学び続ける姿勢を持ち、粘り強く挑戦することが成功の鍵です。
継続することで、必ずチャンスは訪れます!

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