未経験からWebデザインのスキルを独学で身につけ、現在はフリーランスとしてweb制作会社と契約して活動しています。
私の最初の就職先は食品会社で、インハウスwebデザイナーとして2年間働いていました。
今回は私の経験を通じて、制作会社のWebデザイナーとしての得られたメリットや、注意点について紹介したいと思います。
Web制作会社とは?制作会社のWebデザイナーの役割とは?
Web制作会社とは、外部クライアントから依頼を受けてWebサイトのデザインや開発、運用を行う企業のことです。
アパレル、食品、医療、エンタメなど、幅広い業界の案件に携わるため、制作のジャンルも多岐にわたります。
インハウスデザイナーと異なり、制作会社のWebデザイナーはクライアントの多様なニーズに応える必要があります。
そのため、業界ごとに異なるデザインスタイルや知識が求められるなど、スキルアップのチャンスが豊富です。
制作会社Webデザイナーのメリットと学べること
幅広いジャンルのデザインに携われる
制作会社での仕事の最大の魅力は、さまざまな業界やジャンルのデザインに関われることです。
例えばアパレル、食品、医療など、異なる業種のクライアントから依頼を受けるため、デザインのアイデアやスキルの幅を広げられます。
また、各業界に特化したデザイン知識が身につくため、今後フリーランスとして活動する場合にも役立つでしょう。
優秀な先輩デザイナーや他職種のスタッフから学べる
Web制作会社には経験豊富でスキルの高いデザイナーやディレクター、エンジニアなどが在籍しており、日々の業務を通じて高度なスキルや知識に触れる機会が豊富です。
先輩方から直接アドバイスや指導を受けることで、成長スピードが加速するでしょう。
また、ディレクターやライターなど、Web制作の各分野のプロと一緒に仕事をすることで、Webに関する専門知識も自然と増えていきます。
作業に集中しやすい整った環境
制作会社では、デザインや開発に集中できるような環境が整えられていることが多くあります。
デザインを担当するチームと開発を行うエンジニアチームで分業されている場合も多く、自分の役割に専念できるのも魅力です。
さらに、効率的な作業をサポートするツールやソフトウェアが揃っているため、作業に集中しやすい点も大きなメリットです。
制作会社Webデザイナーのデメリット
制作物の効果を追えない
制作会社では、納品後にクライアントがどういった反応を得たか、またその後のデザインの効果を追う機会が少ないことが一般的です。
インハウスデザイナーのように、作成したデザインがユーザーにどう影響を与えたかをリアルタイムで確認することが難しいため、デザインの改善点などを学ぶチャンスが限られます。
クライアントからの納期が厳しい
制作会社では、クライアントの要求や納期が明確に定められ、柔軟に変更することが難しい場合が多いです。
特に、制作物のクオリティが重視されるため、デザインの完成度を高めるために自分の時間を持ち越して作業することもあります。
納期に追われるプレッシャーに慣れるまで、最初のうちは少し大変に感じるかもしれませんが、効率的なスケジュール管理と対応力を身につける良い機会でもあります。
まとめ
制作会社でのWebデザイナーとしての経験は、幅広い業界知識やスキルを磨けることが大きなメリットです。
多様なジャンルに対応できる柔軟なデザイン力や、優秀な先輩方からのフィードバックを得ることで、デザイナーとしての成長を加速できます。
もちろん、納期管理や作業の集中力など求められる点も多いですが、長い目で見ればキャリアにとって貴重な経験になるはずです。
制作会社でのWebデザイナーの経験を活かし、自分のキャリアを一歩進めてみたい方はぜひ参考にしてみてください!